食いしばり・歯ぎしりしてませんか?
【食いしばり・歯ぎしり】
食いしばり・歯ぎしりと聞くと、自分とは関係ないと思われている方が多いのではないでしょうか。
一度、自分の舌を鏡で見てください。
舌の横側に歯の圧痕がついていないでしょうか?
このような歯のあとがついていたら、食いしばりを疑った方がよいかもしれません。
実は、この食いしばり・歯ぎしり、歯にとってはとても大変な状況です。
歯が磨けていないことよりも、歯に無理な力がかかり続ける方が歯の寿命を短くしてしまうかもしれません。
私が患者さんに説明するときには、「上の歯と下の歯が24時間で20分以上触っていたらこの症状です。」と説明しています。
「ご飯を食べるだけで1日3食合わせて2時間以上かけている」と思われるかもしれません。
しかし、食事中でも歯がかみ合っているのは一瞬です。
それらを合わせても20分以内なのです。
また、食いしばりと聞くと強くかんでいるイメージですが、説明の時にわざわざ触っているとしているのは、力を入れている必要がないということです。
それでも、歯にとっては十分な力がかかっているということです。
もしも、虫歯でも歯周病でもない歯が痛いと思ったらこの症状の可能性があります。
一度、相談いただければ解決策を提案できるかもしれません。
2023.10.21